トゥールーズ

レイルヨーロッパが 選ばれる理由
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    長い年月を経た町並みが状態良く保存されているトゥールーズは、まさに人間の感覚や動きにしっくりとくる町だ。狭い路地や歴史の重みを感じさせる大通りなど、徒歩や自転車での散策に最適。貴重な建築遺産をじっくり堪能してほしい。どの季節に訪れても過ごしやすく、ステキな旅の思い出作りができる、フランスでも有数の町のひとつと言えるだろう。

    町の散策はトゥールーズ・マタビオ駅から徒歩数分のル・キャピトルから始めよう。現在、市役所や国立キャピトル劇場として使用されるル・キャピトル。公開されている内部の大広間に描かれたフレスコ画は圧巻。建物のファサードにはピンク大理石で造られた8本の柱が取り付けられている。また、アンリ4世庭園のほか、金箔の装飾と天井に描かれた絵画が競い合っているような サル・デ・イリュストル(Salle des Illustres) など、見所満載だ。有名なオクシタニア十字はル・キャピタル前の広場の中心にある。この十字に示されている占星術の宮では、自分自身の宮の上に立って写真撮影する人も多い。

    人気のル・キャピトル広場はとてもリラックスした雰囲気。トゥールーズは現在、9万人もの学生が暮らす活気溢れる町でもある。この町の人々は根っからのお祭り好きとして知られている。トゥールーズには、テラスでタパスを食べながら何時間も食前酒を楽しんだり、陽光降り注ぐ公園でシエスタ(昼休憩)を満喫したり、賑やに美味な食事に舌鼓を打ったり、音楽や美術フェスティバル(たとえば、リオ・ロコ9月の春)を楽しんだりといったライフスタイルが、人々の生活のベースになっているのだ。演劇、博物館やコンサートホール、カジノのほか、各種スポーツイベント(ゴルフ、ラグビー、サッカー、マラソンなど)が次ぎから次ぎに繰り広げられる、トゥールーズの文化的なライフスタイルを体験しよう。スポーツといえば、トゥールーズはラグビーが有名。地元の「スタッド・トゥールーザン」は、ヨーロッパでも強豪チーム。フランス国内のリーグ戦を18回制覇しただけでなく、フランスの賜杯戦(フランス・カップ)に3度、ヨーロッパ全体の賜杯戦(ハイネケン・カップ)に4度優勝している。

    ル・キャピトルでしばし休憩したら、素晴しい修道院建築で知られたジャコバン修道院へと出かけよう。この修道院はすべてレンガ造りで、ラングドック・ゴシック芸術の貴重な作品である。修道院内に入ったら、天井を見上げよう。22本の桁がまるでヤシの木のように張り巡らされた天上は圧巻。この天井は「ジャコバン教会のヤシ」と呼ばれている。 

    この後、ユネスコの世界遺産にも登録されるサン・セルナン大聖堂へ。西ヨーロッパに現存するロマネスク様式の建造物の中でも最大規模を誇る大聖堂。訪れた人々はその巨大さと壮麗さに圧倒されるはず。大聖堂はスペイン北西部のサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路にあり、数多くの敬虔な信者が巡礼途中に祈りを捧げていた。

    夕方にはルネッサンス時代に建てられた、かつての商人の館が残る旧市街を散歩しよう。美しい中庭を持つ豪商の邸宅、アセザ館は必見。ガロンヌ川やミディ運河でクルーズを楽しみ、この地域の全景をカメラに収めたい。日も暮れると、カラフルなライトで彩られたトゥールーズのモニュメントやガロンヌ川河岸のロマンティックな散歩を楽しむ恋人たちの姿を見かけるだろう。地元の人々に混じって散策を楽しもう。

     

    トゥールーズは、フランス人作家であり、詩人、そして飛行士でもあった、世界的に有名なアントワーヌ・ド・サンテクジュペリが愛した町でもある。この偉人の足跡を訪ねたり、エアバス社の世界に浸ったりして過ごすのもいいだろう。トラム1番に乗ってアエロコンステラシオン(Aéroconstellation)で下車し、エアバス社の誇る世界最大の商業航空機A380を見学。商業航空機で世界最速の記録を持つコンコルド機にも乗ってみよう。エアバス社の成功の鍵がわかるだろう。宇宙科学に関するテーマパーク「シテ・ド・レスパス(Cité de l’espace)」へも足を延ばしたい。250以上もの展示品がずらりと並び、インターラクティブな宇宙科学が体験できる。ロケット発車台アリアン5、ミール宇宙ステーション、宇宙船ソユーズ、スリリングなIMAX 3Dフィルム、そしてプラネタリウムまでどっぷりと宇宙、天空の世界に浸ることができるだろう。2012年は、火星への旅がバーチャルで体験できる!

    航空、宇宙関連のテーマパークで存分に宇宙を体感したら、午後は中世のアンティーク・ディーラーズ地区や旧市街のデザイナーズ・ショップが多く集まった、サン・ジョルジュ広場でウィンドーショッピング。こんな充実した散策をするなら、きっとティールームやヴィユ・ローズのスパで一休みも必要になるはず。

    トゥールーズ風のライフスタイルとして、この地方独特の食文化を忘れてはいけない。南仏トゥールーズ自慢の特産品や郷土料理は、食べることに興味がある人なら誰でもきっと気に入るはず。たとえば、トゥールーズのソーセージ、 スミレの砂糖菓子、ワイン、有名なカスレ、「旅の菓子」と呼ばれるル・フェネトラバラ色の町トゥールーズには、新鮮な食材を売るマーケットからミシュランの星付きレストランまで、その他にもたくさんの人気の郷土料理のレストランやトレンディなレストランが点在している。この町のグルメにはきっと満足するはず。

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