エミリア・ロマーニャ


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列車の概要++

エミリア・ロマーニャ州で過ごすとびっきりの休暇。ホスピタリティに溢れ、穏やかで、祭りやイベントが大好き、そして、良き人生を送ることをいつも大事にする人たち。なによりも、この地方にしかない、いくつもの豊かな魅力を惜しげもなく、旅行者と共有してくれるのが嬉しい。この地方の虜にならないはずがないのだ。エミリア・ロマーニャ州の業界関係者一同は、世界各国から訪れる人々に思い出深い休暇や滞在を体験してもらおうと、日々努力しているのだ。

エミリア・ロマーニャ州を魅力的にしている要素は大きく4つある。光輝く豊かな海、安全で整備されたどこまでも続くビーチ(リディ・ディ・コマッキオからカットーリカまでのアドリア海岸)、自然を愛する人々には、まるで天国ともいえるアペニン山脈に点在する古くからの村々。そして、最新のセラピーが受けられてリフレッシュできる温泉ゾーンである。

魅力溢れた都市や村々は、いずれも個性豊かである。通りや広場、宮殿、史跡、圧巻の風景を見れば、芸術、歴史、伝統を知ることができるだろう。イベントや展示会、コンサートなども大変盛んで、不朽の美の数々に新しい息吹が込められ、鮮やかな彩りを与えている。 食文化を見ると、世界中のグルメを大いに魅了する特産食材が多い。たとえば、イタリアの代表するチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノ、伝統的なバルサミコ酢、あるいはパルマ産プロシュート(パルマの生ハム)など、本場の味を知ることなく、この地を離れることなんてありえない!

ここで紹介するエミリア・ロマーニャ州の旅では9つの芸術的な魅惑の都市を訪れる。それぞれが、この地域の宝石といえるような町である。まずは、この地域の中心から旅を始めよう。

エミリア・ロマーニャ州は、トレンイタリアの列車でイタリア北部から中央部、南部までを高速移動できる。高速列車アルタヴェロチタはボローニャ~ミラノ間を約1時間5分で、イタリア半島の中央部に位置するフィレンツェへ約40分で、ローマへは約2時間20分、ナポリへは約3時間30分でアクセスできる。

ボローニャ ⇒ モデナ モデナ ⇒ レッジョ・エミリア ⇒ パルマ パルマ ⇒ ラヴェンナ ⇒ ファエンツァ ⇒ フェラーラ


ボローニャ ⇒ モデナ

旅の始まりはボローニャ。柱廊(ポルティコ)と中世の建造物、いくつもの塔、そして音楽の都。ボローニャの町を特徴付ける屋根で覆われた柱廊は、世界最長の約40kmにおよび、ギネスブックに掲載されているほど。サンボーニ通り33には1088年創立の世界最古の大学がある。マッジョーレ広場では立ち止まって、しばし威厳に満ちた聖ペトロニオ大聖堂をはじめ、後期ルネッサンスの彫刻家ジァンボローニャが手がけた海神ネットゥーノの噴水、市庁舎(Palazzo d’Accursio )、さらに広場にそびえる中世に建造された塔を見上げよう。300mほど離れた2つの威厳に満ちた塔、アシネッリの塔とガリゼンダの塔。中世の塔はボローニャのシンボルでもある。ここから少し離れたところにサント・ステファノ広場がある。ここにはいくつもの教会が建っていることから「7つの教会の広場」とも呼ばれる。古代の石畳がさらにこの辺り一帯をいっそう魅力的な雰囲気にしている。教会に関して言えば、間違いなくサン・ドメニコ教会とサン・フランチェスコ教会が印象深い。

午後、列車で約25分のモデナへと出かけよう。歴史家リ・ゴフに「ヨーロッパにおけるロマネスク建築の最高傑作」と言わしめた華麗なモデナ大聖堂を見にグランデ広場へ。モデナ大聖堂は世界遺産にも登録されている。この町では、エステ家統治時代の栄華と伝統が守られ、パリオと呼ばれる祭りのほか、大きなパーティーやパレードなどがいくつも催さている。また、特産品バルサミコ酢や、フェラーリの本拠地が郊外にあることでも有名。バルサミコ酢が大樽で熟成されている頃、近郊のマラネッロでは、世界でもっとも有名な赤色をまとった高級車が何台も、フェラーリのエンジニアたちによってチューナップされているのだ。フェラーリの工場へはモデナからバスで約36分。一通り見学したら、モデナに戻って夜を過ごそう。

モデナ ⇒ レッジョ・エミリア ⇒ パルマ

モデナから列車に乗って15分ほどでレッジョ・エミリアに到着。ここは、11世紀後半に、イタリアはもちろんヨーロッパ全体に激震を与えた事件、『カノッサの屈辱』の舞台となったところ。事件の重要人物のひとり、政治的な機知に富んだトスカーナ女伯(マティルデ・ディ・カノッサ)が誕生した町である。その時代を思い起こさせたり、暗示するような雰囲気が城塞や広場などに残っている。さらに、事件当時の衣装に身を包んだ人々が登場するさまざまな歴史ショーや歴史パレードが楽しく歴史を紐解いてくれる。レッジョ・エミリアが誇る大きな見どころには、ソロデッロ広場やマドンナ・デッラ・ギアラ聖女記念堂がある。また、たくさんの可愛らしく小さな村や豪華な邸宅などが至る所に点在している。

レッジョ・エミリアの西にあるパルマ(約15分)は文化の香り高い、エレガントで洗練された町。イタリア人はもちろん、国外からの観光客にも大変人気の高い町である。見どころはドゥオモ(大聖堂)とそのすぐ側にある洗礼堂。さらに、魅力的なレージョ劇場は、音楽好きにとってはまさに聖地と言えそう。パルマを訪れたら、グルメな特産品とワインはぜひとも味わいたい。世界に知られた チーズ、パルミジャーノ・レッジャーノ、そして生ハムのなかでも、豚のもも肉を使ったプロシュット・ディ・パルマや、豚の尻部を使ったクラテッロ・ディ・ジベッロは絶対賞味した一品だ。

旅のヒント: パルマの北西にあるピアチェンツァへと足を延ばしてみるのも一案。ロンバルディア州のゴシック建築の傑作である会議所の建物を訪ねよう。ここは、かつてのエミリア街道(紀元前2000年頃に造られたローマの道)の西端であり、重厚な歴史を垣間見ることができる。知る人ぞ知る、一見の価値ありのイタリアの都市のひとつだ。

パルマ ⇒ ラヴェンナ ⇒ ファエンツァ ⇒ フェラーラ

エミリア・ロマーニャ州南西部を巡る旅のスタートは、モザイクの町として知られるラヴェンナ。パルマから約2時間15分、あるいはボローニャからは約1時間15分でアクセスできる。ラヴェンナはオリエント世界と西洋の中間にある要衝であり、ヨーロッパの文化や歴史における重要な交差点であった。このことは、町に点在する史跡や霊廟、聖堂などを見れば一目瞭然。ユネスコの世界遺産に登録される初期キリスト教の聖堂などの建造物の神秘の美は他に類を見ない。こうした歴史的価値の高い建物は芸術イベントや音楽イベントの会場としても使用されている。そんなイベントのひとつ、ラヴェンナ・フェスティバルは、世界各国から最高の演奏家や演者が集う芸術と音楽の祭典だ。

ラヴェンナの次は、陶磁器の町ファエンツァ (所要約40分)へ。さらに、そこからバスに乗ってアドリア海に面した人気のビーチリゾート、リミニへ。ヨーロッパでもっとも有名なビーチのひとつに数えられ、その美しさは格別。

翌日は、列車で約1時間13分のフェラーラへと出かけよう。中世の町並みを今に伝えるこの町には、1385年建造の壮大なエステンセ城がある。そこから通りを下って、有名なディアマンティ宮へ。ここでは、国際的な展示会などが頻繁に開かれてる。この建物の外観ファサードは、ダイアモンドを模すような形に刻まれた8500もの白大理石のブロックを組み合わせて作られたもの。このため、建物の名前がイタリア語のダイヤモンドを意味するディアモンティとなったというわけ。

町に滞在中は、大聖堂の彫像となっている怪物や不思議な生物についての逸話、スキファノイア宮にある黄道十二宮の間に描かれた神秘的なシンボルについて、地元の人々に尋ねてみてはいかがだろう。

エミリア・ロマーニャ州といえば、その豊かな食材と料理が多くの人々を魅了している。どんな食通をも唸らせるほどの、まさに食の芸術作品と呼べるもの。簡単にこの地域の特産品を挙げていくと、ラグー入りのホームメイド・パスタ、パルマ産やモデナ産のハム、サラミ、クラテッロ、 パルメジャーノ・レッジャーノ、フォッサ、 スクアッケローニといったチーズ各種、 さまざまな種類の果物、トリュフやキノコ類、Brisighelloのようなエクストラ・ヴァージンのオリーブオイル、アペニン山脈の蜂蜜や伝統的なバルサミコ酢Dop(モデナやレッジオ産)など、挙げればきりがないほど。

この地域の食品や料理、特産品を求めて州外からも多くの人々が集まってくる。ワインでは、イタリアの白ワインとして始めてDOCGの称号を与えられたGutturnio all’ Albana をはじめ、ランブルスコやサンジョヴェーゼまで、その質の高さは折り紙つき。

イタリアンチーズの王様と呼ばれるパルメジャーノ・レッジャーノは絶対にはずせない一品。ちなみに、パルメジャーノは宇宙飛行士の日常食となっているのだそう!

人気都市はココ! エミリア・ロマーニャ