ポーランドへの鉄道チケットを予約する
ショパンとコペルニクスの故郷ポーランドは、過去の動乱にもかかわらず、豊かな歴史と文化が息づいています。
ポーランド国内をカバーする鉄道会社は、ポーランド鉄道(PKP)です。国内には19,000km超の鉄道路線網が広がり、主要都市であるワルシャワ、ポズナン、クラクフなどはいずれも列車でアクセスできます。また、ロシアやドイツといった隣国への国際路線も運行されています。ポーランド国内の鉄道チケットは日本で事前に予約することができます。まずは鉄道チケットのご予約を。
街の景観
ワルシャワの景観には二つの”顔”があります。ひとつは戦後再建されたバロックの都としての旧市街。もうひとつは文化科学宮殿に代表されるスターリン様式です。鉄道でポーランド東部に向かえば、そこには「ルネッサンスの真珠」と呼ばれ、世界遺産にも登録されているザモシチの旧市街があります。西部には文化の中心であり、ゴシックの町並みの古都ヴロツワフがあります。そして、南部へと列車で旅すれば、中世の町並みを残すクラクフです。北部のグダンスク旧市街もぜひ訪れたいところです。
代表的な風景
鉄道でポーランドの地方へと足を延ばしましょう。ヘル半島沖では海水浴をしたり、ウィンドサーフィンができます。ビェシュチャディ国立公園は手つかずの自然が残されています。ここではハイキングやマズルク湖上でのヨットを楽しみましょう。山岳リゾートのザコパネでスキーをしたり、スウォヴィンスキ国立公園の移動する砂丘を見たり、ヴィェブジャ国立公園周辺ではカヤックをしたり。ポーランドの大自然が満喫できます。
お土産に
ワルシャワではコンテンポラリーな美術作品とヴィンテージもののポスターはいかがでしょう。風格のある町グダンスクでは琥珀のアクセサリーをどうぞ。トルンはジンジャーブレッドが有名です。古都クラクフではアンティークなものやオスツィペク(羊の乳から作った燻製チーズ)、ポドラシェ地方ではバイソンが食べる草で香りづけしたズブロッカなども、お土産候補です。
グルメ&ドリンク
ポーランドの伝統料理ビゴスは、肉とザワークラウトを煮込んだシチュー。古くから食されているピエロギは餃子のようなもの。まるで学生食堂のような町の食堂で、ボリュームたっぷりのシチューやスープはいかがでしょう。アルコールならポーランド産ズブロッカや金箔の入ったゴールドワッサーが有名です。
新しい楽しみ方
ポーランドのクロドズコ渓谷を走る蒸気機関車は、その景観美に定評のあるバウブジフ~クロドズコ線を走り抜けます。途中、ルッドウィコワイズでは、ポーランドでもっとも高い高架橋を通ります。